10連休の保育はどうなるの?

今年のゴールデンウイークは10連休で既に長期の旅行は予約で埋まり、楽しみに休日の過ごし方を考えている人も多いと思います。一方で、カレンダー通りに休めることはなく、仕事はいつものとおりに続く人がいます。

国は2月の末に保育施設への一時預かり希望者の増加に対応するため、施設側に対する国などの補助を加算する制度の方針を出しました。国と都道府県、市区町村が1/3ずつ負担し、期間中に子どもを受け入れた場合、利用人数に応じて運営費の加算をするといいます。応じるかどうかは各自治体の判断に任されるそうです。

厚木市の保育施設はカレンダー通りの運用の方向です。保育園の休日保育や託児室わたぐも等の利用は可能ですが、今のところ保育園の一時保育の受け入れ予定はないとのことです。休日保育は2箇所でそれぞれ6人の定員であり、果たして対応できるのか危惧します。この10連休をカレンダー通り休める人は全体の3割ほどとも聞く中で、働く人への子育て支援は不十分です。保育課は状況を聞き取る予定といいますが、既に仕事のシフトが決まる頃であり、対応が遅いと感じます。もっと早く調査をすべきでした。

多様な働き方があり、休日・祝日に仕事があるのは当然です。それを補う支援の仕組みの多様性も整えていかなければ、残念ながら現実に即した子育て支援とは言えません。