「柏崎刈羽原発再稼働を止めようフォーラム」

2018年11月26日 11時05分 | カテゴリー: 活動報告

11月23日に柏崎刈羽原発再稼働を止めようフォーラムに参加してきました。実行委員会と神奈川、東京、埼玉、千葉の各生活クラブ生協の共催でした。
基調講演は飯田哲也さん(認定NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)からで「脱炭素・再生可能エネルギ-の推進で、柏崎刈羽原発再稼働を止めよう」でした。
現在世界の潮流は脱化石・原発で、再生可能エネルギーが主力となりつつある中で、今年の6月の日本のエネルギー計画の改定では、「再生可能エネルギーの主力電源化」が表明され歴史に残るものであるとのお話でした。世界では2017年末では風力544GW,原発392GW,太陽光402GWで、既に太陽光は原発を抜きました。世界では今後10年で爆発的に増えると予想されます。その理由として太陽光の大幅なコスト減があり、サウジアラビアでは約1.97円/kw時、ドバイでは約2.42円/kw時となっています。初期の1/250 ~1/300の安価になり出荷が増えた結果です。またアメリカ、中国の石炭消費が停滞し始めて化石燃料からの脱出が進んでいる現実もあるそうです。

ご当地エネルギ-の一つに「おらって新潟市民電力」が紹介されました。新潟県の市民により学習会、ワークショップを続けて2014年に立ち上がった市民電力で、家庭の屋根の利用、農地利用の太陽光発電への取り組みで期待が高まっているそうです。地域でエネルギーを創り、使い、管理すると言う変革は日本の真ん中より周辺から起きている現実に、市民の力を感じます。

後半の報告は武本和幸さん(原発反対刈羽村を守る会代表)から、今まで50年もの間原発の隣に生活し、反対運動をしてきた経緯をお話されました。かつて新潟の油田だった場所が柏崎刈羽原発の場であり、地盤が不安定で劣悪であり、2007年の中越沖地震では原発敷地内が波打ったり施設の地盤が隆起した写真を示されました。さらに大量の地下水は、汚染水の処理に苦しむ福島第一原発の地域より約5倍のくみ上げ量があるとわかりました。敷地内のひび割れやデータの隠蔽、今年の11月1日にも電源車からのケーブルからの出火などが続き信頼はありません。このような劣悪な地盤に原発が存在するのは柏崎刈羽だけだと何度も強調されました。この現状を一般化する事が必要であり、だれもが歳をとっていくが、運動が続いていることを是非知って欲しいとまとめられました。

最後に「柏崎刈羽原発の再稼働を止めよう」宣言をしました。
新潟は遠い地ではありますがそこで出来る電気を使うのは関東の人たちです。危険な大地の上にある原発の再稼働はもってのほかであり、この危機ある現状を知ること、知らせることを続けていく必要があります。原発はやっぱり不要です。誰もが当事者である事を常に意識し考える機会を提供していかねばならないと感じました。