ワクチントーク in  厚木

2018年11月5日 05時11分 | カテゴリー: 活動報告

11月3日、母里啓子さん、青野典子さんを講師にワクチンの学習会を開催しました。冬に向うこの時期にはインフルエンザワクチンの話題が耳に入ってきます。接種しても感染する事がある現実に、ワクチンについてもう一度学びたい、との声での開催でした。

ワクチンは戦後腸チフス、パラチフス対策のために全員接種から始まり「予防接種法」につながり、やらねばならないと言う概念が浸透してきた。その結果、ワクチンのある病気にかかると本人(親)が攻められる事になっている。製薬メーカーの意のままに子どもを差し出している。一度立ち止まって必要か否かを考えよう、と母里さんはおっしゃいます。今回は同時接種、風疹、HPVワクチン、等を題材にその必要性と考え方についてうかがいました。

1歳までに定期接種だけでも13回、任意接種も含めると15~6回の予防接種があり、6ヶ月までの早期にすすめられているものが中心のため同時接種は避けられないとのことです。2016年に定期接種となったB型肝炎については母親がウイルスを持っていても胎内感染は無く、出産時の血液感染の危険性は現在の医療では十分に対応できているそうです。しかし小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンとの同時接種が勧められており、副反応の重篤報告のうち75%が同時接種と報告されています。
また、予防接種後の死亡報告では2011~18年までのヒブと小児用肺炎球菌を含む同時接種後の死亡報告は63人、どちらからの単独接種後の死亡報告が9人、併せて72人が接種後亡くなっているとの報告がありますが、認定されたのは1人のみ、否認が10人です。申請しにくい仕組みの中で、申請をしない人が多いのではないかと考えられ、同時接種により副反応の原因がわかりにくくなっています。

ワクチンについて情報は多く手に入りますが、賛否もあり本当に必要かどうかの判断は困難です。そんな時気軽に相談出来る窓口は必要です。実際ワクチンについて慎重派の医師は少なく、子育て中のお母さん方の不安の受け皿は十分とは言えず、悩んでいる方の多いことがよくわかりました。(つづく)