フードバンクかながわ設立

2018年3月12日 00時52分 | カテゴリー: 活動報告

 一般社団法人フードバンクかながわの設立記念フォーラムに参加しました。県内の協同組合、労働福祉団体、市民福祉団体等12の団体が中心となり設立となりました。これらの組織が持つ食料の生産や流通、人と人のつながりが、個人・団体・企業・行政等とつながる事で貧困問題や食品ロスの解決の一端を担いうるとの考えです。

現在の日本では、本来食べられる食料品の廃棄は年間621万トン(事業系は339万t、家庭系は282万t)もあり、この「食品ロス」は大きな課題です。製造段階での印字ミス、製造過多をはじめ、卸や小売りの段階での食品ロスの他、小売店での販売期限が製造日から賞味期限までの1/3の期間を設定することで生まれる食品ロスも要因です。また家庭から出された生ゴミのうち食べ残しが38%を占め、その半分以上は手つかずのまま廃棄されているのも事実です。

 日本の貧困率は15%を超え子どもの7人に1人が貧困にあると言われています。格差の広がりは力の弱いところに強く影響をあらわしており、貧困の連鎖を生み出しています。
フォーラムでは既に活動中の5つの民間団体と行政からは座間市の実例報告がありました。子ども食堂やフードバンク、生活困窮者自立支援制度の取り組み等それぞれの活動からは、団体と行政、地域包括支援センター、社協などの連携で、困っているSOSをキャッチして支援につなげている様子がわかりました。   

フードバンク神奈川の事業は、企業等からの賞味期限2ヶ月以上の食品の提供を受けて、拠点での保管・管理・仕分けの後、「食の支援を必要としている方々」を支援している団体・行政・社協等へ無償提供をします。個人に直接の渡すのではないため、地域のニーズを掘り起こし支援につなげるのは地域の仕事です。この地域の人の参加が大きな課題だと思います。
 今回の法人設立の目的である、「もったいない」が「分かち合い」から「ありがとう」へつながるよう、フードバンクかながわの活動の広がりに期待すると共に、厚木での取り組みについてチャレンジしていきたいと思います。