地震と原発事故から身を守れるのか?

2017年12月10日 16時29分 | カテゴリー: 活動報告

浜岡原発の危険性についての話とアクシデントが起こったときに私たちは避難できるかを考える勉強会がありました。浜岡原発は現時点では1・2号機は廃炉が決定しているものの、3・4号機は再稼働に向けた新規制基準適合性に関わる審査中。5号機は再稼働未申請です。もし太平洋側で大地震が発生した場合、津波は18m以上になると予想され、浜岡原発を囲むように築かれた津波から原発を守る壁は強度が不足のため補強工事が必要である事、所内のいくつもの断層の存在、停電時冷水用の水をくみ上げるためのポンプの危うい状況など、不安要素ばかりの現状です。中部電力の総発電電力量のうち、原子力発電の割合は15%(2010年度)、原発への依存度は高くありません。もしもこの浜岡原発がメルトダウンを起こした場合、風向きによっては6時間後には神奈川まで影響が出ると聞いて驚きました。
「そのとき私たちは避難できるのか?」のテーマのワークショップでは、刻々と迫る危険な状況に対して私たちが出来ることを考えましたが、相模川以西の交通は電車、道路の利用が強制的に止められることになり、徒歩で逃げることしかできません。また飲料水、食べ物も不足し、たとえ逃れてもその後を追うように放射性物質に汚染された大気が覆い尽くしてしまうと推定されると分かりました。

現在の厚木市地域防災計画では、東海地震、南海トラフ地震の項目はありますが、そこに原発事故の想定は皆無でした。地震を感じると震源地はどこかと調べる習慣ができているのは私だけではありません。逃げようとしても逃げることができないと今まで気づきもしなかった事をこのワークショップが教えてくれました。福島原発の事故を思い出すと、県内でセシウムが測定されて誰もが自分自身の事として恐怖を感じた事を忘れてはいません。

原発は危険である事は誰もが承知したはずですが、再稼働の動きが止まりません。ならば、自分たちで再生可能エネルギーの可能生を具体化するしかありません。原発に頼らなくても十分に暮らしていけることを伝えていきます。


(*資料参照:NPO法人原発ゼロ市民共同かわさき発電所)

*神奈川ネットワーク運動「電力会社どうしているアンケート」実施中です。

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