朝鮮学校訪問

2017年1月29日 15時25分 | カテゴリー: 活動報告

町田にある西東京第2朝鮮初級中級学校を訪問してきました。町田市にありますが、県内各地からも通っていて現在80名ほどが在籍しています。校内を案内してくれた中学1年生たちは、少しはにかみながらも丁寧に説明をしてくれ,__ 1 __ 2 __ 3各教室の授業は朝鮮語の授業、国語(日本語)、音楽、体育等を自由に参観できました。どのクラスも10人程度で大変に丁寧な授業の様子が分かりました。

この学校ではランチルームを使っての週3回の給食があり、他の日はお弁当持参です。併設されている幼稚園は2歳児クラスもあり、当日はお散歩の後のランチの後はお昼寝をする支度が出来ていました。

校長先生は着任して13年が経つとのこと。この間校舎の建て替えもあり精力的に活動されてきた様子でした。先生は、お父さんの強い希望で朝鮮学校に入学したが、今になってその選択は間違っていなかった。もし日本の学校に行っていたら、自分は在日の人に対して差別意識を持っていたかもしれなかった。ルーツを知り誇りを持つ、文化を持った民族の存在を自覚することで日本との交流もできる、との言葉が印象的でした。

そもそも在日について、私は漠然と分かった気持ちであっただけでその理由を系統立てて学んだことはありませんでした。今でこそ調べる手段は十分にあるものの、生の声を聞く機会はほとんどありません。日本に在っても自分のルーツを確認することで自分が自分であることを確認する場がこの学校となっています。自らの属性を疑うことなく生活出来ている私にとって、あえて確認する作業が必要なことの意味を考えました。

ミサイルや核実験等で政治的に厳しい立場に置かれているこの学校ですが、生徒のほとんどは韓国から来日した子孫です。今、行政からの補助金を絶たれ、子どもたちの学ぶ権利を保障する困難を同胞の気持ちにゆだねることが日本の方針だろうかと疑問を持ちます。小学校に上がる時にお祝いとしてプレゼントされるはずの「安全笛」が対応除外とされたという事実に、続いている差別がある中で多文化共生は何のことかと疑問です。(笛は後に郵送されてきたとのこと。)私たちには知らないことが多く、事実でないことでも強く言われれば信じてしまいがちです。これからも伝える努力をしていきます。