「パパ遺伝子組み替えってなあに?」上映しましょ

2016年11月5日 00時26分 | カテゴリー: 活動報告

町田の生活クラブ主催で、71L80Ehmp3L._SL1083_[1]映画「パパ遺伝子組み替えってなあに?」の上映会がありました。3人の子どもを育てる若いお父さんが、子どもと食の安全について考え、遺伝子組み替えに興味を持ち、いろいろな体験をしながら問いの答えを示していくロードムービーです。

導入部で驚いたのは、ハイチの現状です。大震災で荒廃した土地にアメリカのモンサントから届いたのは遺伝子組み替えをした穀物の種でした。苦労して種を蒔き育てようとした結果、単年のみの植物は翌年の種とはならず、農業を続けるにはお金を払って種を買うしかない。まさに誰に利益が行くのかこれほどわかりやすい構造はありません。そして種と除草剤の抱き合わせの販売戦略は土地を壊していきます。

ハイチの市民が種に火をつけ燃やしていましたが、そのニュースはアメリカでは「残念なこと」としか表現されません。人を支配し、環境を変えてしまうことに、「いいことはなかった。だから断る」と言ったハイチ市民の言葉が刺さります。

農家もマーケットも地域に合ったサイズでは成り立たず合理化・大型化していく一方で、経済優先の陰に私たちの生活が埋もれてきています。以前から言われてきましたが、企業による「種」の独占を許すことは私たちの築いてきた生活をあらゆる面で破壊していくことにつながります。企業に支配された遺伝子組み換えの「種」から生まれる食品に対して、そうではないものを自分たちで選べる手段を残すことは、子どもたちへの大切な贈り物であり、きちんと「いらない」言わねばなりません。TPPの承認も近いようですが、食品の表示について、明確な内容の表示を求めて行きます。

やんちゃな子どもたちに大事なことを伝えようとするパパの姿は、とても楽しそうで工夫があって、ほっとする場面もあります。この映画「パパ遺伝子組替えてなあに?」の上映を厚木で進めていきます。上映実行委員を募集中です。