出雲市の老々介護生活支援事業

2016年5月13日 16時34分 | カテゴリー: 活動報告

__tiketo老々介護支援対策と認知症対策について出雲市の視察に行ったレポートです。

出雲市の老々介護生活支援事業は、介護する側もされる側も65歳以上の「老々介護世帯」や、重度の要介護状態の一人暮らしの高齢者の日常生活の支援及び介護負担の軽減を目的に作られました。1枚500円のチケット6枚(3000円分)を1ケ月とし1年分を一括支給するものです。基本は500円のチケットと料金の差額は自己負担であり、同時に複数枚数を使うことも可能です。サービスの初期には有効期限がなかったために使わずにとっておくケースが多かったため、有効期限を設け年度ごとに色を変えることで随時有効利用を促すように工夫がされました。給付対象になるには世帯の年齢が全員65歳以上、世帯内に要介護3以上の人がいる、住民非課税世帯であることが要件であり、現在のところ要件の緩和は考えていないとのこと。市役所から該当となりそうな世帯へ申請書等を送付することで利用へとつながり、平成26年度申請分の利用状況は利用済枚数で57.9%(金額換算2,256,000円)、平成25年度は70.3%(891,000円)となっています。利用内訳は屋内修繕、庭木の管理、草取りなどが多く、参加事業所は28事業所がありますが料金設定には事業所間で差があります。課題としては財政面の厳しさがある中で対象者を広げる困難があるようです。財源は交付金と市負担、介護保険料で成り立っています。

サービスメニュの中に、専用洗濯籠1杯で980円の(クリーニング以外)洗濯の請負は面白いと感じました。少しの支援で在宅生活を続けていけるには、サービスの選択の豊富さも必要です。

 

*出雲市データ 人口174,9575人  高齢化率28.59%  高齢者夫婦世帯数55,835世帯  一人暮らし老人数7,851人  要介護(要支援)認定者数13,136人(内要介護3~5数3,466人)