報告会~小規模保育について

2016年3月28日 13時55分 | カテゴリー: 活動報告

神奈川ネットの2015年研究会・プロジェクト中間報告会がありました。

全国小規模保育チームから「全国小規模保育協議会の調査から__」の発表については、私たちもいくつかの現場を見学し、行政からの聞き取りもしてきました。

2015年に始まった「子ども子育て新制度」では全国で1655もの小規模保育園が誕生しました。その中で597園(東京199園、神奈川127園、埼玉163園)を対象にアンケートを依頼した結果、運営上の課題が見えてきました。早朝、夜間の人員配置の困難など保育士の不足や、3歳以上の保育をする連携園の確保に課題がある等が挙げられました。国では連携園については自治体の努力義務としていますが、横浜市や相模原市以のような対応は少ないようです。

私たちも現地視察をし、その様子を見てきましたが、大きな規模の認可保育園を作る時間・コストを考えると、使い勝手の良い地域に空いた物件で早期に実現できる小規模保育所の優位性を活かすべきです。また不足している保育士については、研修を受けることで対応可能なB型や家庭的保育所のC型を推進することで、保育の質も確保できます。研修については県がリードして進めていきます。各自治体も小規模保育の地域での活用を念頭に、待機児童解消と共に多様な課題を持ったケースにも添える子育て支援を進めるべきです。

厚木市において小規模保育園は4園あり、現在連携での問題はないといいます。昨年10月の時点での年齢別待機児童数は、0歳児:55人、1歳児:56人、2歳児:39人、合計171人であり、3歳児以上:0人となっています。保育のニーズは0,1,2歳児に集中しており、年齢の偏りを考えると3歳未満児の保育をしている小規模保育の活用が可能です。保育の必要な時期は4月からばかりというわけではなく、どの時点においても使えるような体制が望まれます。

*小規模保育:定員19人までの小規模認可保育園

*A型:保育士すべてが有資格者 B型:保育者の一部資格がないが研修を受けることで保育可能 C型:家庭的保育