コミュニティ保育の現状

2016年2月21日 13時38分 | カテゴリー: 活動報告

__こどもの育ちに寄り添う保育には保育園、幼稚園等がありますが、自主保育も地域でしっかりと活動しています。厚木市には自主的保育であるコミュニティ保育を支援する仕組みがあり、成り立ちは神奈川県の補助制度から市への移行となり現在に至っています。現在市内4園のコミュニティ保育が連絡協議会をもち、情報の共有や市への要望活動を継続しています。

自主保育の保育料は低額であり魅力の一つではありますが、専任の保育担当者はいても保育支援や運営などにはお母さん方の参加無くしては成り立ちません。2015年の子ども子育て新制度においてはこの自主保育はその範疇になく、一般に幼稚園等を利用している場合には就園奨励金が支給されますが、自主保育にはありません。市へ問い合わせると「好きでやっているのだから対象にはならない。」とつれない返事が返るだけとの事です。(2016年予算では4園に対して合計約370万円程度の支援金)

荻野地区の鳶尾にあるひよこコミュニティ保育は約35年の歴史を持ち、2歳半から就学前の子どもたちをお母さん方の参加で育てあっています。地域の宅地開発の影響もあり利用人数は一時60人を超えた時期もありましたが、現在では20人台です。社会的に少子化が進む中で、認可保育園の充実とともに、早い時期に仕事につきたいお母さん方は保育園や幼稚園の利用を選択するようです。

利用者の減少は収入の減少であり、保育の運営や活動に著しく影響があり、この先の運営にも不安が生じます。思い出せば幼児期の一時期、ほんの3~4年間の子どもの成長は日々に新しく驚きの連続です。その時期にしっかりと育ちに寄り添うことのできる環境整備があれば、子育てに向かうお母さん方の選択肢を広げることになります。自主保育の何よりの利点は、子どもと共に親同士も育ち合うことが出来ることに尽きます。子どもをめぐる事件を聞くたびに他の人との繋がりが気になりますが、少しのおせっかいができる関係を築くための場所としても自主保育への理解が広がって欲しいです。この時期のお母さん同士の関係性は卒園後も続き、地域の活動の大きな力となっていることを考えると、子育て支援は地域づくりにもつながっていると捉えることが出来ます。この灯を消さないような工夫を求めていきます。