「こども食堂サミット」開催されました

2016年1月12日 09時36分 | カテゴリー: 活動報告

1月11日、「こども食堂サミット」が開催されました。現在子どもたちの貧困については大きな課題となっています。日常の生活の中では実感がないという意見もありますが、この危機感をとらえた動きが見えてきています。当日会場は断りもしたほどの満席で、関わっている人、関わりたい気持ちのある人の思いで溢れているようでした。

基調講演は荘保共子さん(NPO法人「子ども里」理事長、わが町にしなり子育てネット代表)から、35年続けてきた活動からの現状と課題が語られました。子どもは親を選べない中で誕生してくるけれど、生まれ落ちたその地で与えられた・背負わされた人生を、自分の出来るだけの「力」を振り絞って生きている素晴らしさがある。傍らにいる自分は常に生き方を問われている。子どもたちと生きられることを誇りに思う、との言葉は実践の賜物です。高齢者には地域包括支援センターが機能して地域での支援につながっている一方で、子どもにはこれから「包摂的地域子ども支援センター」が必要であり、子どもの現状を把握し、支援するためにその機能は各中学校区に1カ所必要だと今後の展望を語られました。司法機関や警察、病院、保健所、学校、児童相談所、施設擁護、等の連携で子育ち対策、貧困対策、子育て対策、虐待防止対策等にはそれを「見える化」することが最も必要です。また荘保さんの実践のドキュメント映画が今年6月から公開されるとのこと。(ポレポレ東中野予定)

 続いてパネルディスカッション「こども食堂のはじめ方。2015年にオープンした私たちの場合」では都内の5カ所の実践が語られました。大学生が起こしたものや、お寺を借りて始めたところ、またデリバリーもあるなど様々な取り組みの報告に、コーディネーターの栗林知絵子さんからは、「やれるとき」ではなく「やる」ことが大事とコメントがありました。

子どもたちを助けたい、というより、しんどい時に受け止める場が必要との思いは共通です。安心して食べることが出来てこそ、勉強にも社会へも目が向いていけます。このような場の提供に市民がこれだけ力を惜しまない動きが出来てきた今、行政はどう具体的な支援策を出せるのか、提案をしていきます。また厚木でも実現の可能性を探っていきます。

http://toshimawakuwaku.com/   NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク