マイナンバー制度の学習会

2015年9月15日 16時39分 | カテゴリー: 活動報告

この10月から個人番号の配布がスタートするマイナンバー制度についての学習会がありました。介護保険や自主事業を行っている事業所での学習会でしたが、市民にとって広報や市のホームページでのお知らせでは十分な理解を得るには足りないと感じました。

この制度の主たる目的は、社会保障関係の手続き、税務関係の手続き、災害対策に関する手続き等に必要となることを想定しています。12ケタの番号で住民登録があるすべての国民に番号が付与され、希望者にはカードが発行されます。カード利用にはパスワードが必要であり、印鑑証明や住民票のコンビニでの受け取りが可能になります。

社会保障や納税の管理など、行政側にとって合理的この上ない仕組みになるはずですが、あくまで個人情報を管理することを主眼にしています。使用する市民にとっては番号の安全な管理やパスワードの失念等の不安があります。現在議会では条例化に伴う審議がされていますが、質問の多くは個人情報の保護についての疑問です。先の年金機構の大量の情報漏えい事件がその危惧をあおる形になっています。

10月から発送業務が始まりますが、厚木市の場合、発送が終わるのは11月半ばを過ぎると想定されています。また1月からのカードの申請にしてもまず18,000枚程度が予想されており、今後25人程度の臨時職員を配置して対応するとのことです。

 一方で平成14年に開始された住基カードの利用者は56%でした。再度の多額の費用をかけての制度化を無駄にできません。将来的には一般企業と連携した使い方も検討されているようですが、100%の安全が保障されるとは言い切れない中で、使用範囲の際限のない拡大は避けるべきです。カードは必要のない人は持つべきではないと考えた方がよさそうです。その判断は市民一人ひとりができるものです。