特定外来種について~オオキンケイギク~

2015年6月10日 14時07分 | カテゴリー: 活動報告

 5月になると市内のいたるところで目にする「オオキンケイギク」は特定外来生物であり、繁殖力が強く在来生物への影響も強いため、2006年には栽培などが禁止されました。しかし、もとはといえば観賞目的で明治以降に輸入されたもののため、河川敷や道路の傍で繁殖しています。

 厚木市では環境保全の意味において、この植物が繁茂している場所を情報としてスマホを通じて確認し駆除する方向があると聞いていました。昨年は一部地域で中学生の協力で駆除作業を行い、今年は複数カ所で実施したようです。しかし一般に向けての周知は不足しており、駆除効果は不十分です。民間の環境団体からは昨年の春には駆除すべきとの声を行政側に伝えていましたが、今年になっても全市を上げての駆除活動にはなりませんでした。

 見た目にはきれいな花を持つこのような外来生物の繁殖が進み農地や水田に入り込んでしまうと、農作物の育成に支障があり、駆除のための余計な労力や農薬の使用につながります。外来種の危険を市民に伝え、自治会の定期的な清掃作業に駆除の時期を当てていくなど多面的な対策が求められます。駆除の時期が限られることもあり、行政においては次年度送りでお茶を濁すようなことのないように、間に合うように提案していきます。

*オオキンキケイギクは日本生態学会により日本の侵略的外来種ワースト100に選定さています。