近なところに土砂災害の指定予定

2014年10月27日 22時32分 | カテゴリー: 活動報告

 厚木市では10 月末に「土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域の指定に関する説明会」が開催されました。主催は神奈川県厚木土木事務所と厚木市の危機管理課です。対象地域は飯山地域・荻野地域で、3 公民館で順次開催されました。他の地域は来年に順次開催予定とのことです。

 私が参加した1 回目の会場には予定を上回る100 人以上の参加があり、関心の高さを感じました。「土砂災害」は急傾斜地の崩壊(がけ崩れ)・土石流・地滑りがあり、地滑りは厚木市では該当がありません。市では土石流は2008 年から取り組み、すでに75 カ所の指定が完了しています。現在は急傾斜地の指定を進めており、この説明会もその一つです。質疑では、緊急時の対応や身近にある盛り土地域への不安等たくさんの声が上がりました。市内の682 の斜面の内234 ヵ所が土砂災害警戒区域指定予定であり、荻野地域では280 斜面のうち96 カ所が指定予定とのことです。

 自治体は「知らせる努力」、住民は「知る努力」をとの話がありましたが、281 基ある防災無線の難聴問題をはじめ、H P やメール等を日常使わない市民にどう知る努力を求めるのかは課題です。また避難場所についても、避難経路がすべて危険地域指定となった場合の対案も必要です。「いつ避難すればいいのか」の質問に、「判断してなるべく早くお願いします」と答えるのが精いっぱいの現状でしたが、市民が自分で考え判断できる力を蓄えるためには、機会を捉え適切な情報の提供が不可欠です。同時に地域の人々でシミュレーションを繰り返すことも重要です。